よくあるマンションの空室対策3つに関する注意点とは?

2019年2月16日

「空室対策はしたいけど、リスクは負いたくない」

マンション経営において空室対策は必須ですが、失敗してさらに空室が出るようなことは絶対に避けたいところです。
そこで、今回はよくあるマンションの空室対策における注意点をお伝えしようと思います。

□3つの空室対策に対する注意点

*広告による空室対策には注意

経営者としては、なるべくコストをかけずに空室を減らすのが理想です。
その例として、手作りのPOP広告を部屋に貼り、お部屋の良さをアピールする方法がよく見られます。
「日当たり最高!」「エアコンで暑い夏も快適に暮らせる!」といった小さな手書きのメモですね。
確かに、かわいらしいPOP広告に入居希望者さんが親近感を抱き、結果成功につながるかもしれません。
しかし、広告による宣伝には注意が必要です。
例えば、広告が窓から剥がれ落ち、「日当たり最高!」が部屋の床の隅に落ちている。
またPOP広告のために貼った両面テープの跡がくっきりと壁に残っている。
このような状態を見られては、「このマンションは管理体制がなってない。」「無理にアピールしているんだな」といった印象を与えてしまいます。
他にも、広告の内容と数にも気を使わなければなりません。
「フックがあります」など見たら分かる内容のPOP広告や、そもそも広告がありすぎることは入居希望者さんに嫌な印象を逆に与えてしまいます。

*インターネット環境による空室対策には注意

2つめの注意点は、インターネット環境についてです。
無料のインターネット環境があることは利用者にとって大変魅力ですが、その回線の質には注意しなければなりません。
せっかく用意した環境でも回線の速度が遅かったり、よく接続が途切れたりする場合や、マンションの全部屋に行き渡らない場合などでは利用者は不便を感じてしまいます。
そうすると、せっかく環境を用意したのに誰も使わないことになり、結果として設備投資にかけたお金を回収することができません。
インターネット環境を整備する際は、マンションの規模や人数に合った回線が用意できるよう注意が必要です。

*リフォームによる空室対策に注意

部屋の間取りを変更し、最新式のキッチンや機能性の高いエアコンを配備してその魅力を伝えるなど、リフォームによる空室対策はとても効果的なものです。
しかしながら、リフォームする設備の優先順位には注意が必要です。
例えば先ほどのリフォームをしたとしても、コンセントが部屋に1つしかなく、壁があまりにも老朽化している場合はどうでしょうか。
いくら最新の設備が揃っているとはいえ、コンセントが少ないことは現代では大変不便ですし、ところどころ壁が剥がれている部屋に住みたいとは思えません。
リフォームをする場合はニーズに合わせた優先順位を付け、その投資が無駄にならないようにすることが大切です。

□まとめ

よくある3つのマンションの空室対策に対して、注意点をお伝えしました。
これらを注意することによって、空室対策のリスクを減らすことができます。
ご質問や何かお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

記事一覧へ戻る

ご相談は無料でお受けします。お気軽にお問合せください。

相談を申し込む
  • 2020年1月12日

    マンションで空室にお困りの方へ!空室の活用方法を紹介!

  • 2020年1月8日

    マンション空室時に電気を止めるべきかどうかについて解説!

  • 2020年1月4日

    マンション空室時にお悩みの方へ!空室時の電気やスマートメーターについて解説!

  • 2019年12月31日

    マンションで空室にお困りの方へ!入居率について解説!

ブログ一覧へ