「マンションの空室がなかなか埋まらない…」
「空室対策は色々あるけれど、結局押さえるべきポイントはなに?」
空室対策の具体的な方法は山ほどありますが、結局どのようなポイントを押さえればいいのでしょうか?
そこで今回は、マンションの空室対策で押さえるべき2つの大きなポイントをご紹介します。
マンションの空室対策は大きく分けて2種類あります。
1. マンション外の対策―仲介会社
2. マンション内の対策―付加価値
の2つです。
それぞれの対策を詳しく見ていきましょう。
空室対策といえばリフォームや設備投資など、マンションに直接関係することを想像しがちですが、マンションの外、つまり仲介会社とのやり取りを忘れてはいけません。
空室を埋める際に最も大切なことは、仲介会社にあなたの部屋を積極的に売り込んでもらうことだからです。
そのためには、あなたの物件を売りたくなるよう仲介会社の方をやる気にさせる必要があります。
では、どうすればやる気になってもらえるのでしょうか。
非常にシンプルですが、効果が見込める方法は可能な限り何度も顔を見せに行くことです。
これにより顔と物件を覚えてもらうことができ、また良い信頼関係を築くことであなたの物件が特別なものになります。
まず前提として、仲介会社が扱っている物件はあなたの物件だけではないことを認識する必要があります。
他のライバル物件を含め数多くの物件を同時に取り扱っているからです。
しかし、オーナーが直接顔を見せ、挨拶をすることで良い関係を築くことができると、ほかのオーナーより印象を残すことができ、あなたの物件に価値を乗せることができます。
結果として、「この人の期待に応えるために」と、あなたの物件を売るのに今よりも貢献してもらえる可能性が生まれます。
物件を紹介し、内見にお付き合いする仲介会社はそのまま成約することを目標にしますが、それは成約によって報酬が発生するためです。
そのため、成約が取りにくいあまり魅力的ではない物件は、仲介会社にとっては何のメリットもありません。
たとえ顔見せで信頼関係を築けたとしても、物件が良くなければそれはオーナーによる一方的な関係で終わってしまいます。
つまり、成約できそうな良い物件を揃え、営業マンのやる気を出させてあげる必要があります。
外の対策はできましたが、それに連動して中の対策、つまり仲介会社が自信をもって営業でき、かつ入居希望者の目を引く物件を用意する必要があります。
そのためには、物件の付加価値を高めることが大切です。
壁紙の張替え、モダンな照明の導入、新しいキッチンなど、リフォームを行うことが大切です。
たとえ買い替えなくても、修理や掃除は必ずしておくと良いでしょう。
内見の方に来て頂けたとき用にスリッパを用意しておいたり、ニオイやホコリがないように掃除しておいたりと、良い印象を与えるためには細かな配慮を忘れないことが大切です。
また、部屋にあらかじめ家具を配置しておくと良いかもしれません。
なぜなら、これにより内見の方が自分の住んでいる姿を容易に想像でき、安心することができるからです。
1~2か月は家賃を払わないでいいフリーレントや、敷金・礼金をゼロにするなど、他物件との差別化ができるサービスを打ち出すのも空室対策の1つです。
これに関しては周りの相場を確認するのが良いと思います。
マンションの空室対策における、2つの大きなポイントをご紹介しました。
空室対策の方法はマンションの「内」だけが注目されがちですが、仲介会社という「外」の視点からも対策を講じることができます。
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