フリーレントを行う際の知っておきたい注意点|大阪で空室対策

2019年6月23日

フリーレントを使って新規入居者を増やそうとお考えのオーナーも多いと思います。
設備投資と違って初期費用がかからず、手軽に始められる空室対策であるからです。
しかし、同時に注意点も念頭に置かなければなりません。
そこで今回は、フリーレントで空室対策を行う前に知っておきたい注意点をご紹介します。

□フリーレントの注意点

*収益が下がる

当然ですが、フリーレントを行うと、無料期間分の収益が下がります。
たった1、2ヶ月分の家賃といいますが、本来はそのまま入るはずだったお金ですので立派な損益です。

空室のまま放置されるよりかは、フリーレントを使うことで入居者が現れた方が良いのはもちろんですが、フリーレントさえも行わずに入居者が決まるのが一番です。

より手軽な空室対策をまだ行っていない場合は、そちらを先にやっても良いかもしれません。

*新規入居者とのトラブル

無料期間に惹かれ、そのままフリーレント物件を借りる新規入居者は多いですが、その際に契約内容を見逃している、あるいは失念してしまっている方もいらっしゃいます。
契約内容とは、フリーレント物件特有の、一定期間以上住み続けなければ違約金が発生するという点です。

余計なトラブルが起こらないよう、違約金についてしっかりと事前に説明しておく必要があります。
またその際に転勤の有無や、どれくらい入居するつもりかを聞いておくと良いでしょう。

*現入居者とのトラブル

フリーレントを行っていることを、現入居者が知ることは簡単ではありません。
しかし、それでも知られてしまった場合は、不平等だと思われてしまうかもしれません。

そのような事態に備えて、現入居者に知られてしまった際はどのような対応をするのか、あらかじめ決めておくと良いでしょう。

*新規入居者の交渉

フリーレントを設けていることはそれだけ空室対策に必死なのだろう、と実態を知っている新規入居者には思われてしまうことがあります。
そのため、それを背景に無料期間を引き伸ばす交渉や、家賃を下げる交渉をしてくる可能性も否定できないため、注意が必要です。

□まとめ

空室対策としてフリーレントを行う前に知っておきたい注意点をご紹介しました。
初期投資無しで始められ、損失も大きくないフリーレントですが、収益が下がることに変わりはありません。
また、それが原因でトラブルが起こってしまうことがあります。

当社は、空室の原因を突き止め、空室を満室へと導くお手伝いをしております。
空室対策でお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

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