サブリース契約前に知っておくべきポイントとは？大阪の空室対策の知識 | コラム 満室請負人の本音を描く 家埋めるオトコ（仮） | 満室プランナー ｜ コラム　満室請負人の本音を描く　家埋めるオトコ（仮） ｜ 大阪で物件の空室対策・改善のことなら満室プランナー

不動産管理の契約で人気なものの一つに、サブリースがあります。
賃貸保証や管理業務の代行など、建物のオーナーにとってはメリットが大きいものです。
一方、サブリース契約でトラブルになるケースもあります。
ここでは、サブリース契約の前に知っておきたいポイントを解説します。

□サブリース契約とは

そもそもサブリース契約とはどのようなものなのでしょうか。

＊契約の仕組み

不動産管理の会社がオーナーと利用者の間に入り、管理・運営する形をとります。
オーナーに代わって企業が管理するため、その間は企業が物件を借り上げていることになります。
家賃はサブリース会社が受け取り、代行の手数料を引いた分をオーナーに渡します。

＊オーナーへのメリット

では、この契約をするとどのようなメリットがあるのでしょうか。
サブリース契約の最も大きなメリットは、空室のリスクを減らせることです。
通常の賃貸契約では、空室があればその分収入はありません。
しかし、サブリース契約であれば空室の数に関わらず、一定の収入が保証されることが多いです。
空室や家賃滞納のリスク軽減が最も大きなメリットです。

□デメリットについて

実は、サブリース契約はメリットだけではありません。
デメリットについてもよく知って、そのうえで検討してください。

＊補償料は見直される

契約によって得られる収入は数年ごとに見直されます。
そのため、初めは満足できる金額でも、建物の築年数が経つにつれて安くなってしまうことがあります。
金額に納得できず契約を切ってしまうと、その後空室に悩まされてしまいます。
それを回避するために、安価な契約を続けてしまうオーナーの方もいらっしゃいます。

＊入居者について不透明

管理を委託するということは、入居者についての情報が入ってきにくいということになります。
そのため、今どんな人が住んでいるのか把握しにくい状況になります。
もしそんな状態でサブリース契約を解除してしまうと、今後の経営は難しくなってしまいます。

＊空室以外のリスクは補償されない

サブリース契約はあくまで空室リスクのみを減らします。
例えば、建物の修繕費や内装にかけるお金はオーナーの負担となることが多いです。
経営に必要なお金をどの程度管理会社が負担してくれるのかよく確認してから契約しましょう。

□まとめ

サブリース契約は一見すると魅力的なものですが、トラブルに発展することも多くあります。
契約時には良い面ばかりが強調されて、デメリットは見えにくくなっています。
契約内容についてよく知っておかないと、トラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。